| ピル服用の副作用 | ピル服用の副効用(メリット) | |
ピルを飲み始めて訴える副作用の多くは、妊娠初期に起こるものとよく似ています。 代表的な症状は悪心や嘔吐で、つわりとよく似ています。このような副作用の大半は、ホルモン環境の変化によって起こるものです。 エストロゲンやプロゲスト−ゲンのいずれかの優位性や一時的なホルモン・バランスの乱れが原因で、ほとんどは2〜3周期で消失します。 悪心や嘔吐などの胃腸障害は、エストロゲンの優位性によるものです。 また、乳房緊満感や乳房痛、むくみ、体液の貯留、めまいや膣部の不快感などを訴える人もいます。エストロゲンが少なくて起きるものに、ピル服用中の不正性器出血があります。 体重の増加、脱力感、性欲の昂進や減退感、ニキビ、多毛、膣壁の乾燥感などがあげられます。これはピルに用いられるプロゲストーゲンには、男性ホルモン様作用などの他のホルモン作用を示すものがあるためと考えられています。 ホルモン用量の多いピルは、心筋梗塞、静脈性血栓塞栓症、高血圧などの循環器系疾患、肝機能障害、乳房や子宮頚部、肝臓などのがんの発症率を高めることが話題になりましたが、ホルモン量の少ない低用量ピルになってからは、こうした副作用はかなり軽減されてきています。 |
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| ピルの服用に当たって、多くの女性はいろいろと心配するものです。 長期間排卵を抑制することで「不妊症になるのではないか」と懸念したり、「奇形児が生まれるのではないか」と、ピル中止後も、しばらく間をあけて妊娠しようしたり、不安はぬぐえないようです。しかし、そうした心配はいりません。 ピル服用を中止して3カ月後には、90%以上の女性に正常の排卵性月経が認められます。 中高用量ピルを長期間服用すると妊娠しにくいと指摘されていましたが、低用量ピルでは、さほど問題にする必用はありません。 むしろ軽度の排卵障害により不妊症に悩む女性に対し、3ケ月ほどピルを服用させ排卵を抑制したあと、服用をやめることにより下垂体からの排卵刺激ホルモン分泌を増加させ排卵を促す方法をとることもあるくらいです。 また、長期服用後ピルをやめて妊娠すると、自然流産や胎児奇形の発生率が高まるといった証拠もありません。 |
| ピルを服用すると、消退出血が定期的に起こることに気づきます。しかも、今までの月経と違って経血量が少なく、月経痛も軽度になっています。 貧血傾向の人には、このためその予防になります。 また、消退出血の時期が旅行や試験などにあたる場合、服用を休まずピルを飲みつづければ、出血の時期を遅らせることができます。そして、旅行や試験が終わったら 7日間服用を休めばよいのです。このようにピルで周期を自由にかえることさえできるのです。 だからといって、むやみに周期をかえると思わぬ障害のもとになりますから、このようなときは必ず医師に相談するようにしましょう。 |
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| ピルに含まれる2種類のホルモンによってホルモン・バランスが整えられるため、子宮内膜がん、子宮筋腫、子宮内膜症の予防的効果が疫学的調査で報告されています。ピルを服用することによって、卵巣は休んだ状態になります。 また、良性の乳房腫瘍の予防にも効果があるといわれています。 エイズなどの性感染症(STD)を予防することはできませんが、ピルの中に含まれるプロゲストーゲンの作用によって、子宮の入り口である 頚管の粘液の性状を変化させ、蓋をするような状態になるため、細菌などの侵入を妨げ、骨盤内感染症になるリスクが低下するといわれています。 |
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| 思春期の女性は、12歳ころに初経をみて、無排卵性周期から、次第に排卵性月経が確立し性成熟期へと移行していきます。 その時期もはじめのころは希発月経(40日以上で繰り返される月経)のように長く、数年を経て規則的な月経周期へと移行するのが常です。 この移行期間中は、排卵を伴う月経はまれで、月経が不順だったり、月経痛がひどくなったりするものです。 また、男性ホルモンの分泌も多く、ときとして多毛やニキビなどに悩む女性も少なくありません。 このような症状は、卵胞ホルモン(エストロゲン)の優位な低用量ピルを使用することによって改善することができます。 また、35歳をピークに卵巣の機能は低下しはじめ、エストロゲンの分泌も減少してきます。 40歳を過ぎると性周期の乱れを訴える女性も出てきます。 これは更年期の前兆です。性周期の乱れに気づかず、オギノ式などに頼っていると、予定外の妊娠でうろたえることになりかねません。低用量ピルは、周期を規則正しくして、 確実な避妊効果を発揮してくれます。 そのうえホルモン補充療法(HRT)的な効果も期待できるため、更年期障害や骨粗しょう症などの予防にもなります。 但し、40歳以上の女性に対して、低用量ピルは慎重投与となっていますので医師と十分に相談し定期的な健康管理が望まれます。 |
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